【第4号】-しっかりした社会保障制度が必要だ!-
UIゼンセン同盟の仲間のみなさん、お元気でしょうか?
わたしの全国巡回の旅は、現在九州地方に入っています。
雄大な九州の自然に感動する間もなく、駆け足で福岡→佐賀→長崎→熊本→大分とまわり、5月23日現在宮崎県の職場を訪問しています。
行く先々で暖かい歓迎と、力強い激励を頂き、改めて仲間の有難さを痛感しています。
訪問に際して、ご高配を頂きましたみなさん、本当にありがとうございます。
さて、今回のメルマガでは生活実感についてのご質問にお答えします。
Q.「働けど働けど わが暮らしよくならざり じっと手をみる」というのが実感です。
この状況をどのように打開するのでしょうか?
A.最近「失われた10年」ではなく「失われた15年」という言葉を耳にします。
バブル経済が崩壊した1991年から、すでに15年もたってしまいました。
この間、可処分所得は減少し、長時間労働でサービス残業や過労死が問題となる一方で、失業率は高水準で推移、フリーター・ニートの増大、正社員で働きたくとも働けない人が大勢いるという社会となってしまいました。
バブル崩壊前までは、一億総中流とまで言われ、「ゆとり・豊かさ」という言葉が、社会のキーワードとなっていましたが、弱肉強食を是とする小泉改革の結果、所得格差は拡大し、ゆとり・豊かさを全く実感できない社会になってしまいました。
経済が停滞したとしても依然として世界トップクラスの経済力の国でありながら、なぜ私たち勤労者が「ゆとり・豊かさ」を実感できないのでしょうか。
これには様々な要因が考えられますが、最大の要因は現行の年金・社会保障制度に不安があることだと考えています。
将来の安心・安定を約束する年金・社会保障制度が確立しない限り、私たち勤労者は安心して生活することはできませんし、個人消費が回復することもありません。
景気回復が見えた今こそ、最優先の課題として、この問題に取組まなくてはならないと考えています。
少子・高齢化、人口減少という新しい現実の下でどうすればよいのか、これは大変大きな課題ですが、私たち勤労者の立場から物事の本質をよく見極め、そして発言していきたいと考えています。
5月23日 宮崎県延岡市にて
かわいたかのり