【第6号】-若い力が支える将来の日本-
UIゼンセン同盟の仲間のみなさん、お元気でしょうか?
私の全国一周駆け足行脚の旅は、いよいよ終盤に入りました。南九州、沖縄を訪問した後、北上して北陸地方を巡回し、現在岐阜県の職場を訪問しています。タイトなスケジュールの中で短時間の訪問にも関わらず、仕事の手を休めて集会や受け入れをして下さった皆さん、ありがとうございます!
さてメルマガ第6号では、「若い労働力」についてのご質問にお答えします。
Q.フリーターやニートと呼ばれる人が増えていると聞きます。日本の将来を支えていくべき若者のために何をすべきなのでしょう?
A.大企業を中心とした業績の回復で雇用も改善しつつあると言われていますが、依然として就職できない、あるいは就職しない若者は少なくありません。
これから日本は「団塊の世代」の大量退職時代に入ります。高度成長期を支えた先輩たちが引退されることで、職場では様々な技能を伝承する労働力の不足が大きな問題になってきています。フリーターやニートと呼ばれる若者たちにも将来の日本の担い手になってもらわなければなりません。そのためには学校教育の充実はもちろん、既存の教育システムにとどまらない質の高い職業訓練の場を提供し、若者が自分の能力と職業意識を磨いていくことができる仕組みづくりを急がなければなりません。
必要なことは、若者たちが自ら考え、明確な目標に向かって、失敗を恐れず進んでいくことのできる、そして失敗しても再チャレンジできる社会を実現することだと考えています。
ところで余談ですが、日本で言われている「ニート」という概念には、進学・留学準備、資格試験取得準備、家事手伝い、といった人たちまでが含まれてしまっていることをご存知でしょうか? 「ニート」というと一般的には、「学ばない」「働かない」「困った存在」というネガティブなイメージが先行しがちですが、実際にはニートと呼ばれる若者の内にも働く意欲のある人たちが多く含まれています。私は、昨今のニート論議はバブル崩壊以降悪化の一途を辿った若年者雇用の問題を、「ニート」という言葉にすり替えてしまっているようにも感じられるのですが・・・皆さんはどうでしょうか?